この世界は孤独なのだろうか。
重力を辿っていくと、やがてブラックホールに行きつく。
その内部の情報を知ることはできない。
光を辿っていくと、やがて宇宙が誕生した過去に行きつく。
それ以上の情報を知ることはできない。
そして、この宇宙をどこまで進んでも、世界の果てには辿り着かない。
その先の情報を知ることはできない。
しかし、その先にも世界が存在する可能性を否定することはできない。
見えているものだけが全てではないのだとしたら、
行きつく先には無数の宇宙が存在しているのかもしれない。
その一つひとつが樹木のようなものだとすれば、
地下に張り巡らされた根によって結びついているのかもしれない。

