WAHID

富士山からの眺望 LOG

「存在している」とはどういうことなのだろう。

過去に戻ることはできない。けれど、記憶の中には残っている。

それは存在していると言えるのだろうか。それとも、過去はすでに存在しないのだろうか。

私はそこから、存在を「関係性」として考えてみたい。

過去に存在した関係は、すでに形を変えている。だから今から過去に働きかけることはできない。

では、今にとって過去は存在しないのだろうか。まだ分からない未来も存在しないのだろうか。

そう考えれば、存在を許されるのは今この瞬間、この場所だけになってしまう。

そうではないように思う。

形を変えても、関係は残り続ける。過去が存在しなくなったのではなく、新たに定義されたにすぎない。

宇宙の歴史も、その繰り返しなのではないだろうか。

最初に一つの関係性が存在した。そこにはあらゆる可能性が内包されながら、まだ互いを区別することができない。

そこから関係は再定義され、多様化し、さまざまな可能性が区別可能な状態として展開していった。

その多様化の過程もまた一つの関係なのだとしたら、記憶の中に残る過去も「存在」と言えるだろう。

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