一週間北日本紀行【5日目後半】津軽海峡フェリー、眠気のリアス線完乗

一週間北日本紀行【5日目後半】津軽海峡フェリー、眠気のリアス線完乗 2019/08 一週間北日本紀行

 函館フェリーターミナルの3階、搭乗階に着いたらすぐに乗船ゲートが開いた。いいタイミングだった。

 ビューシートは、比較的プライベートスペースが確保できる上、座席もフルフラットで倒すことができる。コンセントも一席に一つずつあるので、夜行列車に慣れている人にとってはおすすめである。

三時間眠れた。
奥に見えるのは下北半島。
日の出
何やらすごい写真が撮れた。
橋の上から撮った写真である。

 青森駅は、かつて眠らない駅だったと記憶しているが、今では青森は、夜には眠る街となっている。5時頃の到着で、朝食が食べられる店も少なかったが、吉野家が土休日は24時間営業とのことで、8月12日(月・祝)の朝食は牛丼並盛となった。

青い森鉄道で野辺地へ。

 青い森鉄道は、新車が導入されており、首都圏の近郊型とほとんど変わらない乗り心地である。東北本線の名残の複線をひた走る。

キハ100が東北地方の主力となっている。
大湊線の景色

 陸奥横浜駅。駅前によくある、駅まで〇〇mの案内には、「横浜駅」と書かれていて、一時期、「横浜駅の周りにこんな田舎な場所がある」というネタツイートがされたのを見たことがある。

 そして、この辺りから記憶がほとんどない。大湊駅に着く直前に目が覚めた。

 終点で降りて、再び折り返しの列車に乗るのだが、改札が始まる10分までに、この列が私の目の前まで伸びてきた。大湊駅周辺にはそこまで宿泊施設は多くなかったとは思うが、観光客の方々は、朝から活動的である。

 八戸で八戸線久慈行に乗り換える。乗り鉄、地域の高校生たち、観光客が一堂に会する車内だった。そして、久慈駅では北リアス線に乗車する人の行列ができていた。

 というのも、ワンマン乗車口と書かれた場所に向けて、一列に並んでいるように見えたからである。実際には、2両編成、全てのドアが開かれたため、皆思い思いに乗車していった。私も席に座れた。

 ここからは、久慈から盛まで、長大路線として復活を遂げたリアス線の様子を、北から順にダイジェストでお送りしていく。撮った場所を忘れた写真もあるが、実際にご自身の目で確かめていただければ、と思う。

かつて駅があった場所であろうか。
宮古駅から、若干人は減る。
家族が列車から降りると、そこには祖父母の姿が。鉄道で繋がったことを実感する一コマであった
鵜住居。2019ラグビーワールドカップの会場となる。
釜石駅。津波は駅近くまで到達していた
恋し浜駅。「恋」が付く駅は、恋ヶ窪、母恋…あとは思い出せない。

 盛駅に着いた。BRT大船渡線との乗り換え駅だが、ここで本日の移動は終わりとなる。民宿にチェックインをし、夕食は、福山雅治も訪れたという店でカレーうどんを食べた。汗をかく程度には辛かったが、美味かったため完飲した。

一週間北日本紀行【6日目】東北本線には珍しい単線区間
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 8月13日火曜日。民宿での目覚めは、とても心地よいものだった。 最初は駅から15分程度歩いたが、近道を見つけ、徒歩11分程度であることが判明した。 BRTが発車する15分前に宿を出発した。今後は...
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